Friday, November 29, 2013

遼、自身初のノーバーディ・ノーボギー!全ホールパーでスコア伸びず




2011年10月01日18時07分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 ベ・サンムン -8
2 藤田 寛之 -7
キム・ヒョンソン -7
4 高山 忠洋 -6
平塚 哲二 -6
6 チョ・ ミンギュ -4
篠崎 紀夫 -4
谷 昭範 -4
9 近藤 共弘 -3
P・シーハン -3


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この日、18ホールすべてをパーで終えた石川遼(撮影:岩本芳弘)


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コカ・コーラ東海クラシック 3日目>◇1日◇三好カントリー倶楽部(7,310ヤード・パー72)

 国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の3日目。「自分からスコアを動かしていきたい」。ムービングデーに向けて意気込みを語っていた石川遼だったが、気持ちとは裏腹にスコアはトータル2アンダーから微動だにしなかった。1番から重ねたパーは18個。アマチュア時代も含めても自身初となるノーバーディ・ノーボギー、オールパーのラウンドで3日目を終えた。

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 唯一の見せ場は16番パー3。左サイドが急斜面になっている三好の名物ホールで、ティショットをその左サイドに落としてしまう。目の前には木が立ちはだかり、ボールを上げることも出来ない状況。ボギーは覚悟しなければいけない大トラブルだった。しかし、「当たって砕けろ的な感じで、思い切り行こうと思って打ったら運よくついてくれた」。想定より低く出たものの、木の下の斜面にクッションしたボールはピンまで4メートルの反対側のカラーに止まると、これを沈めてパー。同組の谷口徹も「下に落としてパーとった奴初めて見た」と目を丸くするミラクルパーセーブだった。

 「このコースでノーボギーは良いのかもしれないけど…」と粘りきれたことは評価したものの、1日4バーディを目標にしている石川にとっては物足りないラウンド。「動いていかないといけない日だったのに、ちょっと悔いが残りますね。ガマンは必要だけど、ガマンだけで終わってしまいました」。谷口、片山晋呉という歴代賞金王がそろい踏みしたこの組の白熱した戦いに期待したギャラリーにとっても消化不良の18ホールとなった。

 しかし、強い北風が吹く難しいコンディションで上位も伸びず首位のベ・サンムン(韓国)との差は変わらず6ストローク。展開次第では何があるかわからない。足踏みを続けた3日目のうっぷんは最終日に爆発させてみせる。


【3日目の順位】
1位:ベ・サンムン(-8)
2位T:藤田寛之(-7)
2位T:キム・ヒョンソン(-7)
4位T:高山忠洋(-6)
4位T:平塚哲二(-6)
6位T:チョ・ミンギュ(-4)
6位T:篠崎紀夫(-4)
6位T:谷昭範(-4)
9位T:近藤共弘(-3)他2名
12位T:石川遼(-2)他3名
16位T:池田勇太(-1)他4名

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